中村です。
ビットコインFXをやっている人は多いのですが、せっかく公開されている情報を活用していない人があまりにも多いです。
それでは勝てません。
公開されている情報と言えばなんと言っても「ローソク足」です。
あなたは今まで何も考えずにチャートの上下だけで売買をしていませんか?
実はローソク足には色々な情報が隠れていて、それを分析するだけで今後どのような動きが出てくるのか?を予測する事が出来るのです。
と、言ってもローソク足の見方は物凄く多いので、今回は基本の部分だけをお伝えしますね。
初心者でも分かるローソク足
基本その1 ローソク足から上昇、下降を見抜く
ローソク足の歴史は古くて実は江戸時代から利用されています。
ローソク足は世界中の投資家が見ていて、情報も世界共通ですから一度覚えてしまえば株でも為替FXでもビットコインFXでも何でも使えます。
まずはローソク足の仕組みから学習していきましょう。
ローソク足は4つの要素から構成されています。
1、始値
2、終値
3、高値
4、安値
この4つの情報がひと目で分かるのがローソク足なのです。
そして上昇して終わったローソク足を「陽線(ようせん)」、下降して終わったローソク足を「陰線(いんせん)」といいます。
まずは四角部分を見て下さい。
この部分は「胴体」と言う部分です。この胴体が長いローソク足は相場のスタートから終わりまでずっと上昇、または下降したと言うことです。
そして胴体が長ければ長いほど熱いトレードが交わされたと言う事です。すなわち相場が活発だったと言う事です。
胴体が長いローソク足が何本も続いている時はその相場が勢いがあり今後もその勢いは続くと思われます。
上昇トレンドや下降トレンドが続いている時などがそう言う状態です。
次に胴体の上下に出ている線を見て下さい。
これは「ヒゲ」と呼ばれる部分で上のヒゲは「上ヒゲ(うわひげ)」、下のヒゲは「下ヒゲ(したひげ)」といいます。
そのまんまの呼び方ですね(笑)
このヒゲにも意味があり、そこから情報を読み取る事ができます。
ローソク足から今後の予測をする
ヒゲが長いという事は瞬時にそれだけ動いたという事です。
例えば下ヒゲが長い場合は一瞬だけガクっと下がった事を意味します。
同じく上ヒゲがピョコンと出ている場合は一瞬上昇した証拠です。
リアルタイムでチャートを見ているとこのヒゲがピクピクしているのが分かると思います。
トレードが活発に行われている時は上昇なら上ヒゲがぐぐーっと伸びては下がりと言う感じで「上に伸びて行きたいけどなかなか上がれない!」といった様子が見れます。
これは買いが殺到してるけど、今のところは抑え込まれていると考えます。
と、言う事は抑えが無くなったら一気に上昇するぞ!と予測できます。
抑えとは上がられては困る投資家やファンド会社など資本を持っている連中です。
通常はこの手の企業が価格を操作しているのですが、分裂騒動がある時などは一般の人の売買が集中し、投資家達が抑えきれなくなるのです。
このようにローソク足だけで投資家の動きや今後の値動きの予測ができるのがローソク足なのです。
基本的な3つのサイン
FXは上がるか下がるかです。
それはここから探る事ができます。
胴体が短く上ヒゲが長いローソクで終わった場合。
これは抑えつけられているので、一気に下降する恐れがあります。
大体は上ヒゲが長く、胴体の短いローソク足が続いた後、ドーンと落ちる事が多いです。
胴体が短く下ヒゲが長いローソクで終わった場合。
これは下降の逆でぐんぐん上がる場合があります。
直近の事例で見てみましょう。
こちらは2017年11月25日の17時のビットコインのチャートです。
下ヒゲが出て胴体の短い陰線が3本ほど続いた後に一気に上昇し、その後上昇トレンドになっています。
そしてその後も同じようなサイン(赤丸の部分)の後上昇していきます。
いがかでしょうか?
相場が上がるか下がるかですが、このようにローソク足を見るだけで予測ができるのです。
もちろんその通りになるとは限りませんが、トレードに大切な「根拠」を持つ事ができます。
一番やってはいけないのが、「根拠の無いトレード」です。
上がるか下がるか分からないのにどうしてロング?どうしてショート?と言うトレードをする人が大半です。
それでは勝つ事はできません。
こう言う理由で上がると思ったからロング、このローソク足なら今後下がると思ったからショートと言うように根拠のあるトレードと言うのはギャンブルトレードよりもはるかに勝率が上がります。
そして私の両建てノウハウを絡めれば最強です。
負けないトレードが出来るようになりますので、ぜひともローソク足の知識は見に付けてくださいね。