仮想通貨取引所を狙ったハッキングや投資家を狙った詐欺など仮想通貨を行ううえで注意することたくさんあります。

しかし、仮想通貨をやってない人でも気をつけておかないといけないと思わせるニュースがありました。

今月のはじめに中国のセキュリティ会社が、他人のAndroidのスマホやタブレットを使って仮想通貨のマイニングを行うマルウェア(ウイルス)を発見したことが発表されました。

このマルウェアに感染したスマホやタブレットなどのAndroid端末は、クリプトジャックつまり乗っ取られてしまい強制的に仮想通貨「Monero(モネロ)」のマイニング(採掘)が行われてしまいます。

もちろんマイニングによって得た利益はマルウェアを使ったハッカーのものになっています。

要するにアナタのスマホの機能を勝手に使ってお金を稼いでいる犯罪者がいることが分かったのです。

発見したセキュリティ会社によるとこのマルウェアによる被害は数日前からあったと考えられています。

感染経路の詳細は非公開(他のハッカーがAndroidのセキュリティの脆弱性を利用しない為)になっていますが、無料アプリなどに多い広告含んだアプリのその一部の悪意ある広告が原因だといわれています。

Android端末を狙ったマルウェア「ADB.Miner」

このマルウェアの名前は「ADB.Miner」と呼ばれ、感染すると自動的にMoneroをマイニングするために電気の使用量が増えてしまいます。ごく一部ですが感染したら物理的に端末が壊れたという報告もあるようですが詳しくは分かっていません。

感染はマルウェアが発見された日から発表までの数日間の間に韓国・中国を中心におよそ5000台以上のAndroid端末に広がったといわれています。

現在、感染はAndroid端末のみでIOS(iPhoneなど)端末に感染したという報告はありません。

マルウェアに感染しない為にもセキュリティはしっかり

自分でマイニングして稼ぐならまだしも、他人の利益のためにマイニングで大切な電気や機能が使用されるのは腹立たしいですね。

それにこういった犯罪は仮想通貨のイメージダウンにもなります。仮想通貨のこれからのことを考えると非常に残念です。

マルウェアによる被害は今回の自動マイニングだけではありません。アナタの大切な個人情報が盗み出されることもあります。マルウェアに感染しないように気をつけるためにも、セキュリティはしっかりしましょう。

ファイアウォールを有効にしておくのはもちろん、信用できるアプリ以外のダウンロードは控える、もしくはアプリの評価やレビューなどを確認してしっかり調査しましょう。また、セキュリティーパッチも適用しておきましょう。