「ICO」という言葉をご存知でしょうか。

仮想通貨の話題で良く見る単語ですが、ICOとは「Initial Coin Offering(イニシャル・コイン・オファリング)」の略で、最近では仮想通貨を利用した新しい資金調達方法として使われます。

簡単にしくみを解説すると、たとえば企業が新しい事業を起こすために必要な資金を集めるために自ら新しい仮想通貨を発行します。

その事業が将来有望だと考えた投資家や支援者は、その企業が発行した新しい仮想通貨を購入することで資金が調達できるというしくみです。

今流行の「クラウドファンディング」のようなイメージです。

投資(支援)した事業が成功すれば、その新たに発行された仮想通貨は価値が上がり投資家たちも利益を得ることができます。

 

「クラウドファンディング」や「新規株式公開(IPO)」いわゆる株式と何が違うのかというと、まず企業が発行した新しい仮想通貨は現金ではなくビットコインなどの仮想通貨でしか購入することができません。

また、株式のように審査や証券会社の仲介などの手間がかかりません

そのため比較的にカンタンで短期間で資金調達をすることができるのがICOなのです。

増加していくICOと規制

ICOは企業側からしたらメリットの多い資金調達方法です。

そのため、ICOは急増していくのですが、それとともに投資家の大損失やICOを利用した詐欺も増えてきます

それを危惧したアメリカは昨年7月に「認可を受けないICOによる資金調達は、証券取引法に基づく処罰の対象である」とICOの規制を開始しました。

その後、シンガポールや中国、韓国と次々にICOの規制に関する発表が各国でされました。

私たちにの日本でも昨年10月に金融庁が利用者や事業者にICOについての注意喚起が行われています。

それでも、完全にはなくならないICO詐欺

もし、今後ICOへの投資を考えている方のためにICO詐欺に引っかからないために最低限注意して欲しいことをご紹介します。

ICO詐欺にひっかからない為の3つの注意ポイント

  1. 発行する仮想通貨の保証を謳っているところは注意
  2. 著名人の名を利用したりやたら広告をしているところに注意
  3. 素性がわからないものに注意

以上の注意点についてそれぞれそれぞれ解説します。

1.発行する仮想通貨の保証を謳っているところは注意

ICO詐欺のなかには発行する仮想通貨の保証について謳っているところがあります。

最低価格保証など安全安心といった甘言で誘うわけです。

2.著名人の名を利用したりやたら広告をしているところに注意

昔からありますが、著名人を利用して人を集めるところは注意が必要です。

また、Googleなどの広告にやたらと出てくるところにも気をつけてください。

知名度が高いから安心というわけではありません。

3.素性がわからないものに注意

有名、無名に関わらずですが素性を調べることは大切です。

「bitcointalk」などでICOの名前を検索してみると良いでしょう。

検索にかからないところや、やたらと賞賛されているところは怪しいです。

可能な限りそのICOの情報を集めましょう。

 

ICOはハイリスクハイリターンです。

もしも、ICOへの投資を考えているなら詐欺には十分気をつけてください。