中村です。

いまだに火の消えないコインチェック騒動ですが、また新たな火種が出てきました。

コインチェックは実はNEMを持っていなかった?

 

今回のNEM流出騒動ではコインチェックは「日本円」にて返金を行うと発表しています。

多額の負債額なのに自社のお金で払うのは偉いという反面それだけの額を払えるのだからどれだけ利益出してるの?と言う疑問も出ています。

コインチェックの利益の源となるのは手数料です。

どこの取引所も同じですが、コインの売買の際の取引手数料が利益となります。

売買と言っても信用取引のトレードもありますし、現物コインの売買もあります。

コインチェックが利益を沢山出しているのはこの現物取引にからくりがあると言う事が疑われるようになってきました。

どうして疑われるのか?と言うと本来であれば多額のNEMが流出したと言う事はそのNEMは元々コインチェックのウォレットに入っていたはずです。

顧客から預かったNEMが自社のウォレットに入っていないといけません。

銀行にお金を預けたらそのお金は銀行の金庫にしまわれるのと同じですね。

コインチェックは通常は海外の取引所であるポロニエックスからNEMを購入していた事が判明しています。

顧客から預かったお金の90%ぐらいの費用で仕入れる訳ですね。

元々コインチェックでは現物を購入する時というのは相場のプラス10%ぐらいの価格でした。

この10%がコインチェックの利益です。

10%は高いのですがその金額で買ってもしばらくしたら値上がって結局は利益が出る事が多いのでユーザーは文句を言わないのです。

簡単に言えば実売価格100円の物を顧客からは110円もらってからポロニエックスに行って100円で買ってくるという事です。

注文を受けるだけで10%の利益です。

そして今度は顧客が売る時も同じ。

ポロニエックスなどに直接売れば100円で売れるコインをコインチェックに売ると90円で買われてしまいます。

しかし海外の取引所は怖いとか、アルトコインを売ってすぐにビットコインを購入したいと言う人などは少々存してでも早く日本円が欲しいのでお構いなしにコインチェックに売ります。

何よりコインチェックは国内取引所の中でも扱っている通貨が圧倒的に多いですからユーザーも沢山いますし、その売買から生まれる利益だけでも凄いものです。

ではこちらを見て下さい。

これはコインチェックがポロニエックスからNEMを仕入れている画像ですが、日付を見ると最後が2017年の6月12日となっています。

あれ?NEMが流出したのはいつよ?

って事ですね。

6月12日を最後にコインチェックはNEMを仕入れていない事になっています。

しかしNEMは去年の年末も凄くあがり売買が活発にされていたはずです。

でも実際にはコインチェックのウォレットにNEMが無いって事は?

そうです

「実はNEMを持っていなかった」

と言う事になります。

仕組みは簡単ですね。

コインチェックにログインすると自分の保有するコインが見れます。

しかしそれは「見れている」だけで本当にあるかどうかなんて分かりません。

じゃあコインチェックからウォレットに移せば?となります。

そうです。移せばいいんです。

私はいつもコインチェックから現物でビットコインを買ったらハッキングが怖いのもありすぐにハードウェアウォレットに移していました。

NEMの場合はナノウォレットと言うウォレットに移していました。

しかし年末ぐらいからNEMをウォレットに移そうとしてもなかなか移らない事が多かったのです。

そりゃそうですよね、だって持っていないのですから(笑)

大半の人はウォレットに移さず取引所の中に入れています。

そこで売買する訳ですから数字があっていればOKです。

自分が買った分だけ日本円が減り、売った分だけちゃんとプラスになっていれば誰も文句はいいません。

しかしコインチェックの外に出そうと思うとなかなか出せない。

そうするとコインチェックは恐らくある程度の出金依頼が入った時点でポロニエックスに仕入れに行って、買ってきた物を顧客に送金していたのでは?と思われます。

何も無い物を価値あるように売買させるのは昔からある詐欺の手法の原野商法と似ています。

コインチェックから見れば顧客が売っても買っても利益が出る訳ですからひたすら儲かります。

と言っても今から返済用のNEMを何百億も買うとすぐにばれるので何もできません。

そこで日本円で返金しますと言い出したんですよね。

しかも最安値で。

最初はコインチェック偉いぞ!見直したと思っていましたが、うーんって感じです。

ではまた。